ユニットバスのシャワーヘッドを分解清掃してみました 【散水板編】
本記事はLIXILさんのスプレーシャワー、型式:BF-6LB(1.6)について記載しています。
※製品は2013年1月で廃版となっていました。
普段よりお世話になってる家の風呂のシャワー。
風呂掃除中にふとみると、凹部分に積もり積もった汚れが・・・
スポンジでこすったが凹部分にはイマイチ届かず。
歯ブラシも登場し、なかなかの活躍をみせてくれましたがスッキリきれいになりません・・・
そこで、シャワーヘッドを分解清掃してみることにしました。
いきなりですが、以下は分解(清掃済)した写真です。
ここまで分解できました。
ここまで分解できれば、褒めてほしくなるぐらい清掃することができます。
前準備
ここで前準備。
このシャワーヘッドを分解するのに、以下の工具を使用しました。
・ヘックスレンチ
・小さいマイナスドライバー
あと、シャワーヘッドを分解している間は当然ながらシャワーが使用できません。
バケツや風呂おけにシャワーヘッドを洗浄するための水をあらかじめためておくことをお勧めします!
シャワーヘッド取り外し
まずはシャワーヘッドをホースから取り外します。
写真の矢印の方向にホースをねじれば取り外せます。
長期間外したことがなかったり、前回取付時にぐっと締めこんでいた場合は手が滑るぐらい固いかも。その場合は無理せず作業経験者や業者さんにお願いしましょう。
ここを折ってしまうとホースごと新品への交換になってしまいます。
散水板部分の取り外し
まずは散水板部分を取り外します。
シャワー整流の乱れもこの部分の掃除で解消されることがあります。
このシャワーヘッドは色が異なるのでわかりやすいですが、グレー部分が取り外せます。
グレーの部分を手のひら全体で包むようにして、反時計回りにひねると外れるのですが・・・相当強く締まっているようで 私は外せませんでした。
ここで散水板をよく見ると、中央に六角形のくぼみがあります。
ここにヘックスレンチがジャストフィット!
これで力を掛けやすくなりましたが注意してください。
ヘックスレンチだけで外そうとすると、ほぼ確実に六角形のくぼみを変形させてしまいます。
散水板を手で回して外してください。
ここで、力の足りない部分をヘックスレンチで補うようにして外すと六角形のくぼみの変形は最小限に抑えられます。
※おそらくヘックスレンチを使うと多かれ少なかれくぼみの変形は発生します。
上の写真は一度ヘックスレンチを併用して取り外したヘッドですが、よくみると六角形のくぼみの角付近が若干変形しているのがわかります・・・
散水板を取り外すと大きなストレーナがあります。
これははめ込んであるだけなので、端を持ち上げてやると簡単に外れます・・・が、表裏があるので取付時に間違えないようにご注意。
ストレーナが外れると、散水板部分の分解はここまでです。
ベージュの部品も残ってますが、これは簡単に外れてくれなかったのと、この状態でも汚れている部分は清掃できたのでこのままとしました。
ストレーナは2枚合わせたような構造となっています。
この間に入った異物はなかなか取れません・・・
やりすぎてストレーナを壊さないようにご注意。
このシャワーヘッドはLIXILさんのホームページを見る限り、ヘッドの構成部品は単品販売されていません・・・
清掃
私は風呂用の洗剤とスポンジ、いらなくなった歯ブラシ(毛先がとがっているもの)を愛用しています。
メッキ部分は傷をつけてしまうと目立つので、研磨スポンジの使用や研磨剤入りの洗剤使用は避けた方がいいです。歯磨き粉もNG。やさしく洗ってください。
組立
分解した逆の手順で組み立てて下さい。
注意する部分は、
1.ストレーナの向きに注意。
ふちがある面が白い部品側です。
2.散水板の取付はあまり強く締め付けないように。
手で締めこめる範囲で十分(ヘックスレンチを使用せずに散水板を外せた腕力の方は手加減してください。)
最後に
散水板の清掃、いかがだったでしょうか?
部屋の大掃除や洗車にも似たような気分になれたのではと思います。
次回はシャワーヘッド内のパイプ部分の分解清掃についてレポート致します。